AIによるデータ活用で、デジタル出版業界が新たな収益確保を実現

出版業界は厳しい時代を迎えており、アジア太平洋地域での広告の内訳は、オンライン検索と有料ソーシャルメディアプラットフォームの利用が大半を占める中(1ドルの支出に対して92セントを占めています)、出版社はサブスクリプションの促進に力を入れています(英語資料)。

デジタル出版において、消費者のウェブサイト上での有効な外部データを活用して、全体的な行動傾向を把握することができれば、消費者の興味や行動をきめ細かく分析し、消費者の関心を引くオファーをすることができ、サブスクリプションの購入促進につながります。また、広告費用対効果(ROAS)を高めるための、より効果的な広告掲載に役立ちます。

人工知能(AI)は、正しく使用すれば、オンラインでも従来の出版分野でも収益獲得に有効です。デジタル出版ビジネスに新たな命を吹き込み、様々な広告主がかつてのように興味を示すようになります。

 
サブスクリプションを促進するパーソナライズされたコンテンツ
 
サブスクリプションは、デジタル出版社にとってますます重要になっています。 最近の調査「ジャーナリズム、メディア、およびテクノロジーのトレンドと予測2019(英語資料)」によると、出版社の52%がサブスクリプションは主な収益であると回答しています。 AIを正しく使用すれば、コストを膨らませることなく、収益を得ることができます。

出版社はすでに、年齢、性別、読書習慣などのデータに基づく読者に関する基本的な情報を保有していますが、効果的なターゲティングとパーソナライズのためには、そのデータをより深く掘り下げ、より包括的な読者像を構築する必要があります 。

AIXON(アイソン)などのÅI搭載のデータサイエンスプラットフォームを使用して、出版社独自の読者データを外部ウェブサイトから収集したデータと結合します。そのデータに加えて複数のデバイスを横断して行われる読者の行動や出版物以外の興味に関するデータを統合することで読者の全体像を把握します。

AIは読者の興味に基づいて彼らをセグメント化し、EDM、プッシュ通知、アプリ内メッセージなどさまざまなチャネルに合わせてマーケティングメッセージを配信します。これらを駆使することで読者を惹きつけ、サブスクリプションの購入を促進します。

たとえば健康関連の出版者であったとすれば、ウェブサイトを閲覧する特定の読者セグメントが週に1、2回甘いスナックを食べるのが好きだということがわかれば、彼らに適したレシピやレストランのレビューなどの「お楽しみ」コンテンツを時々プッシュすることができます。特定のレストランやスポーツジムが読者に人気があることがわかっている場合は、レストランやジムとコラボレーションにより、読者割引を提供することもできます。
 
枠を超えて考える:外部データを活用して広告収入を増やす
 
サブスクリプションだけではなく、広告は依然としてデジタル出版社にとって貴重な収入源です。 それでは、どのようにしてデータの可能性を解き放ち広告収入を増やすことができるでしょうか。

AIを活用してウェブトラフィックを分析し、サードパーティが運営する他のウェブサイトでの顧客の行動を分析することができるため、顧客データはウェブサイトや出版物のアプリ内のものに限定されません。顧客が最も関心をもつキーワードを特定し、それに応じてセグメント化できます。 その後、これらのセグメントに基づいて広告スペースを広告主に販売して、広告収益を生成または増加させることができます。

たとえば、前述の健康関連の出版社が、乳製品を含まない食品が読者にとって大きな関心領域であることを発見した場合、これは乳製品を含まない食品を販売する製造業者にとってチャンスとなります。 かなりの割合の顧客が乳製品を含まない代替品を購入することを証明するデータを入手することで、製造業者は高いROASに自信を持ち、出版物に広告予算を投入する可能性が高くなります。

出版業界は激動のときを迎え、多くの課題を抱えているなか、出版社は打開策を模索しています。AIのような新しい技術を採用することで、顧客に対する理解を深め、彼らの多様な関心に応えることができます。 AIとデータサイエンスを活用することで、画期的なデジタル出版社となり、電子ブックの読者と広告主の両方の顧客にアピールする新しい方法を見つけることができます。

サブスクリプションと広告の両面から収益を上げるためにAppierのデータサイエンスプラットフォームAIXON (アイソン)がどのように役立つかをご覧ください。詳細のお問い合わせはこちらからお待ちしております!