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成功事例

Funshop

オンサイトの行動データでパーソナライゼーションを強化

FUNSHOP Hero(2.0)

韓国のECブランドであるFunshop は、Appier と協力して、サイト上の行動データに基づき、よりパーソナライズされたコンテンツと体験を提供できるよう取り組みました。 
その結果、同社はEDM キャンペーンのパフォーマンスを改善し、平均開封率 33%、CTR 31% を達成することができました。 
また、トリガーベースのパーソナライズされたプッシュ通知も同様に成功を収め、43% のCTRと、電化製品とアクセサリーのオンライン ショップ業界の平均よりも 3.7 倍高いコンバージョン率を誇る結果となりました。 

Funshopについて

Funshopは、お客様に「楽しみの始まり」の体験を提供することをお約束するオンラインブランドです。


同社は、19 世紀に英国で人気を博したパズルや、忘れ去られた絵画、また現在も実験中の夢のロボットまで、さまざまな商品を紹介することで、大人になってからも懐かしさや進歩の狭間にある情熱を見つけるお手伝いに努めています。


Funshopは、韓国でまだ紹介されていない商品や、あいにくその価値がまだ認められていない商品を紹介しています。


同ブランドは、お客様の暮らしに楽しみをもたらすことができる国際的なコレクターとして発展することを目指しています。

  • 業界: 小売業
  • 企業規模: 22万人
  • 所在地: 韓国
  • 目的: パーソナライズされたデジタル体験の構築

プロダクト:

  • AIQUA | AIパーソナライゼーションクラウド

より良いパーソナライゼーションの基盤としてのセグメンテーション  

 

韓国のECブランドであるFunshopはAppierと提携し、パーソナライゼーションによってマーケティング活動を次のレベルに引き上げました。 

競争が激化するEC業界では、顧客のターゲットを絞ってエンゲージメントを高めたい企業にとって、パーソナライゼーションは必須となっています。 但し、パーソナライゼーションを効果的に実行するために、Funshop はまず、顧客やその行動、また顧客の興味・関心についてより多くの情報を収集する必要がありました。 

そこで、AppierのAIQUA は、顧客とのエンゲージメントを築き、マーケティングチャネル全体で顧客の行動を追跡する機能を備えている点で、当課題に理想的なソリューションでありました。 AIQUAは、顧客が検索、閲覧、購入したものなど、サイトでの顧客の行動データを自動的に収集し、これらが企業の新たに拡張されたターゲットセグメントとなりました。

このように Funshop のターゲットセグメントを継続的に改善することで、EC企業はより多くのパーソナライズされた EDMを送信できるようになり、34のEDMキャンペーンの平均開封率は33%に達し、クリックスルー率 (CTR) は31%にまで到達しました。


より高いコンバージョンの達成のためパーソナライズされたコンテンツによるリターゲティング 

FunshopがAppierと協力する際の主な目標の1つは、既存の顧客との関わり方を改善して、顧客の維持とロイヤルティを高めることでした。

そこで、AIQUAは、パーソナライズされたコンテンツでリターゲティングを簡単かつ効果的に実施し、1 回限りのキャンペーンを設定して、トリガーベースのプッシュ通知を配置し、商品を閲覧するも購入しなかった顧客にリターゲティングを実施しました。

また、AIQUAは、消費者が商品を閲覧した全インスタンスを記録しました。消費者が購入せずに離脱した場合、システムは、その商品の価格が下がるたびに、表示された商品と商品画像でパーソナライズされたプッシュ通知を送信しました。

今回のトリガーであった「値下げ」は、消費者が商品サイトを再訪するきっかけとなりました。 パーソナライズされたプッシュ通知により、当リターゲティング通知がより効果的なものとなり、43% のCTRを達成し、電化製品とアクセサリーのオンライン ショップ業界の平均よりも 3.7 倍高いコンバージョン率を得られる結果となりました。 

Funshop のマーケティング戦略マネージャーである Han Jinhee 氏は次のように述べています。「AIQUAでは、商品やカテゴリーに応じたセグメントを作成し、チャネルを超えたお客様とのコミュニケーションを容易に行うことができます。AIQUAのおかげで、ITチームの手をあまり借りることなくレコメンドモデルなどのパーソナライゼーションを開始することができました。」

メンバーシップ評価プログラムによるリターゲティング

Funshopはトリガーベースのプッシュ通知以外に、AIQUA を活用し、RFM分析(「最終購入日(Recency)」「購入頻度(Frequency)」「購入金額(Monetary)」) を介した既存の顧客の分類を行いました。

AIQUA は、キャンペーンのクリック数や閲覧した Web サイト、訪問回数や購入履歴などのオンサイトの顧客行動データと、メンバーシップ情報などのファーストパーティ CRM データを組み合わせました。その後、「VVIP」、「VIP」、「非アクティブ」の3 つのメンバーシップ階級を設けるため、RFM 分析が実行されます。

これにより、Funshop は今後も、各マーケティング・アウトリーチを最大限に活用するため、それぞれの顧客グループに響く適切な情報を送信し、より良いリターゲティングが可能となります。  

 

AppierとマーケティングDXを推進する