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成功事例

株式会社IBJ

BotBonnieの導入から数ヶ月でCVが1.5倍!IBJがAppierのツールに切り替えた最大の理由とは?

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株式会社IBJは、「IBJ Matching」や「IBJメンバーズ」など、婚活業界をリードするサービスを展開しています。2024年にはマーケティング体制を整え、利益を生むマーケティング運用の実現を目指しました。

その中で導入したのが、Appierの会話型AIマーケティングプラットフォーム「BotBonnie」です。LINE運用を外部委託から内製化へ切り替え、導入わずか数か月でCVは過去最高に。

「BotBonnieは、ツール以上の価値がありました」と語るPR&マーケティング部の奥田氏と佐藤氏に、成果の裏側を伺いました。

株式会社IBJについて

  • 業界: 結婚相談所・婚活マッチング
  • 企業規模: 従業員数1000人以上
  • 所在地: 日本
  • 目的: CV増加

プロダクト:

  • BotBonnie | 会話型マーケティングプラットフォーム

 

「デジタル×人」で出会いを支えるIBJ

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― まず、御社の事業内容について教えてください。

奥田:弊社は「婚活の総合商社」として、出会いから結婚までを一気通貫で支援しています。業界最大級のネットワークと圧倒的な会員数で幅広い出会いを提供している「IBJ」、IBJ直営の結婚相談所として、手厚いサポートを提供している「IBJメンバーズ」、婚活パーティーを運営する「IBJ Matching」、さらに、マッチングアプリなど、幅広く婚活サービスを展開しています。近年は、自治体と連携した婚活イベントの企画・運営にも取り組んでいます。

― IBJの強みはどこにありますか。

佐藤:デジタルの仕組みだけでなく、人によるサポートも重視している点です。IBJメンバーズではカウンセラーが一人ひとりに寄り添い、相手探しから交際、成婚までを支援しています。また、IBJ Matchingでは、現場スタッフが参加者に安心感を与え、出会いの場を温かく演出しています。

― 会員登録をされる方々は、どのような層が中心ですか。

奥田:IBJメンバーズは、結婚を真剣に考える20代後半から30代後半の方が中心になります。一方、IBJ Matchingは、結婚を意識しはじめた方が最初の一歩を踏み出す場として支持されています。恋人探しからスタートしたい比較的若い世代の方に多くご利用いただいています。

外部委託から脱却してLINE運用の内製化へ

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― BotBonnie導入前は、どのような課題を感じていたのでしょうか。

奥田:以前からLINE運用ツールは使っていましたが、実際の運用は外部に委託していました。専門知識を持つ業者に依頼するメリットはあるものの、修正や配信のたびに都度やり取りが発生し、現場でスピード感を持って動けないもどかしさがありました。

佐藤:例えば、週末の婚活イベントに合わせて配信を差し込みたいと思っても、外部への依頼だと反映までに時間がかかります。また、社内での情報共有と外部での対応が二重になり、コミュニケーションの負荷も大きかったです。

― そのため、LINE運用の内製化を考え始めたのですね。

奥田:はい。運用のスピードを上げるには、内製化が最も効果的だと考えました。そのためには、自分たちのスキルを高める必要があります。しかし、外部に委託している間は、どうしても知識や経験が社内に蓄積されません。そうしたジレンマを抱えていました。

佐藤:施策の意図や数字の意味を現場メンバーが理解できるようになれば、次の一手を考えるスピードも上がります。失敗も含めて経験を積み、改善のサイクルを自社の中で回していく。その仕組みを整えるうえで、内製化に適したツールの導入は欠かせないと感じていました。

マーケティング部主導!他社ツールから2ヵ月でスムーズに移行

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― どうやってBotBonnieを知りましたか。

奥田:上司が展示会でBotBonnieを知り、私たちに紹介してくれたのがきっかけです。そこからすぐに導入の検討を始めました。他のツールとも比較しましたが、最終的には、操作性や費用対効果、機能面で最もバランスが取れていたBotBonnieの導入を決めました。

― BotBonnieを導入することにした決め手は何でしたか。

奥田:決め手の一つは、費用対効果の高さです。従来の外部委託費と比べてコストを大きく抑えられる見込みがたちました。その上、AIポップアップやかご落ち対策など、成果に直結する機能が標準で備わっている点も高く評価しました。操作画面がシンプルで扱いやすく、マーケティング部や各事業部の担当者が自ら施策を動かせる点も大きな魅力。「これなら内製化できるのではないか」と期待が持てました。

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― 他社ツールからBotBonnieへ移行するのは大変でしたか。

奥田:当初は不安もありましたが、結果的に、わずか2ヵ月で完全に切り替えできました。マーケティング部が主導し、関係部署と週次で進捗を共有。社内に導入プロジェクトチームを立ち上げ、タスクの洗い出しから権限設定、運用ルールまで丁寧に整理していきました。
 
佐藤:Appierさんのサポートは本当に心強かったです。導入初期は不明点が多い時期でしたが、質問へのレスポンスが早く、「できません」で終わらず、必ず代替案を提示してもらえました。休日や夜間の切り替えにも柔軟に対応していただき、本当に伴走してもらっている感覚でした。

― 教育やトレーニングはどのように進めたのでしょうか。

奥田:マーケ、エンジニア、CSなど役割ごとにテーマを分け、Appierさんに講師を務めていただき、全6回の勉強会を実施しました。内容は、管理画面の操作から配信設定、タグ設計、リッチメニュー作成、ジャーニーマップ活用、CS担当向けの応用まで、実務に直結するものでした。段階的に理解を深める形式にしたことで、現場でもBotBonnieを自ら運用できるメンバーが着実に増えていきました。

佐藤:Appierさんは、単に機能の使い方を教えるだけでなく、「どうすれば成果が出るのか」という視点まで一緒に考えてくれました。まだ社内にノウハウが蓄積されていない時期だったので、そのサポートは非常に心強く、助けられました。

CVは過去最高水準でコストは半減!LINE友だち登録数は約4倍

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― BotBonnieの導入効果をどのように評価していますか。

奥田:婚活パーティーのCVは、導入前の月平均と比べて約1.5倍に増加しました。導入からまだ数か月しか経っていませんが、ここまで成果が出るとは正直驚いています。また、運用コストもBotBonnieへの移行によって約半分に削減できました。CV増とコスト削減の両立が実現できた点は、社内でも高く評価されています。

佐藤:全体のマーケティング活動にも良い波及効果が出ています。削減できたLINE運用コストを、他の施策のテストや改善に再投資できるようになったからです。最近では、TikTokの活用にも挑戦しようとしています。BotBonnieの導入をきっかけに、マーケティング全体で好循環が生まれつつあります。

― LINE運用の内製化に手応えを感じていますか。

奥田:はい、意思決定のスピードは確実に上がったと感じています。設定や配信を自分たちでコントロールできるようになり、結果をすぐに検証して次の施策に反映できるようになりました。以前は委託先と現場の間に入って調整していましたが、今は現場と直接やり取りできるため、業務全体の効率も大きく改善しています。

佐藤:現場の意識も変わったと思います。以前は委託先からレポートを受け取るだけでしたが、今は「次はこうしてみよう」と自発的な意見が社内から出るようになりました。例えば、誰にどんなクリエイティブを届けるのか、自分たちで考えながら運用できるようになりました。

― BotBonnieのAI機能に対する評価はいかがですか。

佐藤:AIポップアップ機能を活用したことで、LINEの友だち登録数は約4倍に増えました。従来は手動でポップアップを管理していたため、表示タイミングや頻度に限界がありました。しかし、BotBonnieではユーザーの行動データに基づき、AIで最適な出し分けが行えるため、自然なタイミングでアプローチできるようになったからです。人手では難しい最適化をAIが担ってくれるのは、BotBonnieの大きな強みだと思います。

マーケティングを強化するAIエージェントの活用

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― 今後、BotBonnieを活用して実現したいことを教えてください。

奥田:先日、Appierさんのセミナーに参加し、そこで紹介されていた「AIエージェント」機能に大きな期待を寄せています。現在は人が対応しているカスタマーサービスを、AIエージェントが24時間365日対応できれば、単なる人件費削減にとどまらず、顧客のロイヤルティの向上にもつながると感じました。また、AIエージェントがクリエイティブを自動生成するデモを見たときは本当に驚きました。これまで外注していたLINEバナー制作も、今後はAIの力で効率化し、施策スピードを高めながらCPOの最適化にもつなげていきたいと考えています。

佐藤:AIを活用してクリエイティブを自動生成できるようになれば、突発的なキャンペーンやイベントにも即座に対応できます。スピード感のあるマーケティングを実現し、BotBonnieを中心に、より柔軟に動ける自走型マーケティングチームを目指していきたいです。

― 最後に、他社のLINE運用ツールからBotBonnieへの移行を検討している企業様にメッセージをお願いします。

奥田:LINE運用ツールの切り替えは、社内のさまざまな部署を巻き込むため、ハードルが高いと感じる企業も多いと思います。ですが、Appierさんのサポートはとても丁寧で、弊社ではスムーズに移行を進められました。また、BotBonnieだからこそ実現できる施策も多く、実際に成果にもつながっています。安心して導入を検討できるツールだと思います。

佐藤:最初は不安に感じる部分もあるかもしれませんが、Appierさんがしっかり伴走してくれるので安心です。外部委託に頼らず、内製化したいと考える企業にとって、とても相性の良いツールだと思います。

AppierとマーケティングDXを推進する