
SUIT SQUAREを運営する青山商事では、LINEの一斉配信コストを削減するために、BotBonnieのAIクリック機能を活用。ポテンシャルの高い配信対象ユーザーをAIが自動で抽出したことで、LINE配信コストを65%削減し、CV数は+6%増加、CTRは2倍、ROASは2.64倍に改善することに成功しました。
施策背景と目的
青山商事株式会社の運営する「SUIT SQUARE ONLINE STORE」では、これまで定期的にLINEでの一斉配信を行っていましたが、LINEの友だち数も多いことからLINEの配信コストが負担になっているという課題がありました。
そこでAppierが提供するBotBonnieのAIクリック機能を活用し、普段から一斉配信で行っていたナイトセールの告知のメッセージを、(A)通常の一斉配信した場合と、(B)AIクリック配信をした場合、で効果検証を行いました。
施策概要
①LINE配信の検証
(A)通常の一斉配信した場合と、(B)AIクリック配信をした場合で、コストと成果にどのような違いがでるのかを検証。
普段から一斉配信で行っていたナイトセールの告知のメッセージをAIクリック配信にて行い、効果検証を実施。
②コスト削減
AIクリック機能では、指定したターゲットセグメントの中からAIが自動でポテンシャルの高いユーザーを選定して配信することができるため、通常のLINEの一斉配信よりも配信通数を削減することができます。
また、対象セグメントの中からどのくらいの人数に配信するかも任意で指定できるため、ポテンシャルの高い上位◯%のユーザーに配信することや、任意の人数◯人に配信すること、などの設定が可能となっており、予算の制限や狙いたいクリック数に合わせて柔軟に対応させることができます。
今回の施策では、AIクリック配信は1回あたりの配信数を削減できるため、配信回数を増やして比較しました。通常配信は合計3回配信、AIクリック配信は合計5回配信しましたが、それでも配信数合計比は通常配信:AIクリック配信 = 100:35となり、AIクリック配信で65%のコスト削減に成功しました。
③CTR改善
コストを削減しただけでなく、AIクリック配信はクリックしやすいポテンシャルの高いユーザーに配信しているため、配信数に対して効率よくクリックが発生し、CTRは通常配信の2.05倍という結果に至りました。
④CV数増加とROAS改善
コスト削減と配信効率の改善により、ROASは通常配信時と比べて2.64倍に改善しました。
また、AIクリック配信はコスト削減のために配信数を減らしたにも関わらず、CV数は106%に増加しました。
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