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Appier (エイピア) AI活用事例:POP MART台湾、限定品の販売手法とOMO体験を変革し運営を効率化

 

Appier Group 株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役CEO、チハン・ユー、証券コード:4180以下「Appier」) は、AIを活用してSaaSで企業のマーケティング課題を解決しています。この度、POP MART台湾が、Appierのパーソナライゼーションクラウド・ソリューションの一つである、会話型AIマーケティングプラットフォームの「BotBonnie (ボットボニー) 」を導入し、同社のOMO (オンラインとオフラインの融合) への移行を加速させ、限定品の販売手法を効率化した事例を発表いたしました。

AppierのBotBonnieの活用で、同社の販売キャンペーンへの参加率は90%増加し、LINE公式アカウントの利用者は210%増加、さらに人的な作業時間を30%削減しました。これにより、デザイナーズトイ業界における販売の透明性と、効率的な運営に関する新たな基準を確立しています。

昨今、コレクション用アイテムやアーティストがデザインしたキャラクターフィギュアの需要が高まる中、デザイナーズトイ市場は急速に拡大しており、効果的な商品配分と顧客エンゲージメントが成功の鍵となります。Statistaレポートによると、世界のおもちゃ・ゲーム市場は2023年に約1,260億米ドル規模となり、2029年には1,359億米ドルに達するとされ、世界的な需要が続くと予想されます。

POP MART台湾は「ブラインドボックス」という独自のフォーマットを通じて、コレクター向けアートとポップカルチャーを融合させる企業として知られています。同社はAppierとの連携により「OMO (オンラインとオフラインの融合) 」を実現し、限定品の販売における透明性と、運営の効率化を目指しています。

POP MART台湾の広報マネージャーのSabrina Yeh氏は「Appierのソリューションを導入したことで、限定品の抽選や引き換えといった、主要な顧客接点を自動化し、公平性を保ちながらも、よりスムーズで魅力的な顧客体験を実現することができました。今後もデジタルの力を活用し、世界中のトイファンへ、さらに楽しい体験を提供していきたいと考えています」と述べています。

同社は引き続きAppierとの連携を深め、OMO体験を一層強化していく考えです。今後の機能強化などにより、顧客は店舗への入場時間を事前に予約できるようになり、新規・既存メンバーの双方に対して、限定品購入のチャンスを柔軟に割り当てることが可能となります。また、リアルタイムの需要に応じて、残りの入場チケットを動的に開放する仕組みもできるようになります。

さらに、待ち時間には個々の顧客に合わせた商品のレコメンドを行い、購買転換率とリピート率の向上を図ります。こうした取り組みは、限定品の購入体験を最適化し、競争の激しいデザイナーズトイ市場における持続的な企業成長を支援するものです。



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Appier (エイピア) について

2012年創業のAIネイティブSaaS企業。ソフトウェアのスマート化でAIの汎用性向上を目指し、企業理念である『ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる』を掲げ、最先端のアドテックおよびマーテック・ソリューションの提供により、企業価値創造を支援しています。創業当初アパートの部屋で始めた事業は、現在、アジア太平洋地域、欧州、米国の17拠点から展開され、先進的なマーケティングAI技術とソリューションを通じて、1,800社以上の顧客企業の成長をサポートしています。

東京証券取引所、プライム市場上場 (証券コード: 4180) 

IR情報:https://www.appier.com/ja-jp/investor-relations-home