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Appierが取り組むジェンダー平等とインクルージョンは、お互いを敬う気持ちから

「国際女性デー」を応援しています。 #BreakTheBias

人工知能 (AI) x SaaS」カンパニーのAppierでは創業以来、Winnie Lee(ウィニー・リー)が女性役員として活躍しています。リーは創業メンバーでもあり、最高執行責任者 (COO)としてAppierをスタートアップ時代から支え、1億6200万USDを調達するユニコーン企業へと育て上げました。Appierは現在、東京証券取引所に上場する企業へと成長しています。

2022年「国際女性デー (International Women’s Day) 」 を迎えるにあたり、女性が直面する職場での課題、そして「ダイバーシティー&インクルージョン」の考えがいかに健全な企業の成長を促すかについて、リーに聞きました。 

コロナ禍で女性のリーダーシップについて考えたこと

現在、テクノロジー業界における女性活躍は、順調に進んでいるとは言えませんが、企業はどのようにして女性の活躍を後押ししていけるでしょうか?

リーはAppierのCOOとして、フレックスタイム制の導入やオフィス内の授乳室設置など、女性が活躍するための様々な施策を実行してきました。会社の同僚たち、そして、ワーキングマザー達は、どうしたら仕事とプライベートで人生のバランスを上手く取ることができるのか?彼女が率先して取り組んできたテーマです。パンデミックが起こる前に始めた取り組みもあれば、コロナ禍で行ったこともあります。こうした取り組みが後押しし、世界15カ国にいる600名近くの同僚たちは、コロナ禍でも企業を成長させています。

リーはこの状況下での会社の成長をどう見ているのでしょうか?彼女は、女性のリーダーが男性管理職に比べると、同僚の「心のケア」をする傾向があり、チームメンバーの健康や私生活を、全体的に気にかけているのではないかと言います。この点については、マッキンゼー・アンド・カンパニーの2021年レポート「女性の職場環境」でも、女性のリーダーたちの方がよりチームメンバーの感情サポートをする傾向があり、仕事やプライベートで行き詰まったメンバーに手を差し伸べることが、男性のリーダーより多いとの結果が出ています。

この「感情的な働きかけ」は特にコロナ禍において、ストレス、精神的な落ち込みに日々苛まれる同僚たちにとって、非常に重要な助けとなります。辛い時期に同僚たちの心をどう守るかを考えた結果、リーは「従業員アシスタントプログラム」をグローバルで立ち上げました。

従業員とそのご家族はプロのカウンセリングを無料で受けることができ、カウンセリングを受けた社員は、悩みを打ち明ける第三者がいて、気持ちが非常に楽になったと話しています。 

ワーキングマザーに対する配慮と支援

コロナ禍はワーキングマザーにとって、特に試練の時となっています。家事をはじめ、子供の世話に対する責任もあります。家事分担が進んできているとはいえ、Appier内でも社会一般でも、コロナで学校や保育園が閉鎖されたら、誰が子供たちの面倒を見ているでしょうか?やはり、女性が仕事をしながら、面倒を見ていることが多いかと思います。企業におけるリモートワークやフレックスタイム制の導入は進んでいますが、働く女性が仕事と子育てのどちらかを選択しなければならない状況は常にあります。リーもワーキングマザーとして、仕事の責任を果たしつつ、同時に子育てをすることの難しさを感じています。Appierではこのようなプレッシャーを和らげるため、パンデミックが起こる以前から、フレックスタイム制を導入していました。リーは「学校や幼稚園にいる子供のお迎えのため、会社を早退する必要があるなら、上司や同僚に気軽に話して、お迎えに行くべき」と言います。

Appierではパンデミックにかかわらず、リモートワークを選ぶこともできます。リーは、社員の働き方は尊重されるべきだと指摘しています。特にAppierのようなテクノロジー企業は、社員がリモートでも職務を果たすことが可能で、その社員が必要と感じているのならば、会社はフレキシブルな働き方を推奨するべきだと考えています。

さらに、リーは授乳中のワーキングマザーがオフィスで働くというオプションが選択できるよう、オフィス内に冷蔵庫や減菌装置などを配備した授乳室を設置しました。「ちょっとしたことですが、授乳時間はカレンダー機能に入力して、ブロックしておいた方が良い」とリーは話します。彼女は二人の子供を持つ母親で、二人目はまだ5ヶ月の赤ちゃんです。「お母さんたちは、まずは自分を労って下さい。周りの方々は、それを認め、尊重してください。」さらに、「お母さんたちは、自分のスケジュールや空き時間について明確に同僚に伝えて下さい。周りの同僚は、「あなたたちと上手く働けますよ」とアドバイスします。 

イノベーションとは、バラエティに富むことから

職場でのジェンダー平等を実現するためには、同僚を敬う気持ちが基本になります。そしてそれこそが会社を成長させる重要な糧ともなります。リーは、際立つ個性や、生まれ育った環境が違うことを認め合い尊重することで、会社が前進し成長して行くために重要な多様性のメリットを発揮することができると言っています。

リーはリーダーとして、同僚たちの多様性を尊重し認め合うことの大切さ、オープンマインドな企業文化を醸成することの重要性について語ります。「多様性を持っている会社は、非常に健全であると言えます。」多様性を担保するためには、異なる意見に対しても周りが耳を傾け、意見を包括的に取り込んでいく企業文化こそが、重要であると述べています。

Appierには企業としての3つのコア・バリューがありますが、その一つがオープンマインドでいることです。会社は、人材採用方法からR&Dのプロセス、さらには日々の業務に至るまで、オープンマインドの精神で取り組んでいます。オープンマインドはバイアスに対するアンチテーゼになり、Appierの企業文化は今年の国際女性デーのテーマでもある、「ブレイク・ザ・バイアス(バイアスを超えて)

#BreakTheBias」に繋がっています。リーは共同創業者の一人として、ジェンダーや人の属性などに関わらず、良いアイディアは、どこからでも誰からでも生み出されることを知っています。今後とも、周りの人を敬う気持ちを育て、彼らの成長のために必要な支援をすることから、素晴らしいアイディアを導き出して行きます。