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計画を上回る第1四半期で業績は堅調に伸長

第2四半期以降に向けた強固な収益基盤を構築、ビジネスは勢いに乗る


23年度第1四半期の主なハイライトと実績

  • 売上収益は前年同期比32%増の56億円 
  • 売上総利益は前年同期比32%増の28億円
  • EBITDAは前年同期比60%増、EBITDAマージン8%(為替変動の影響を除く)
  • 顧客企業数は前年同期比24.4%増、為替変動の影響を除いた直近12ヶ月のNRR(売上継続率)は133.8%、顧客解約率は0.608%

 

Appier Group 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下、Appier)は本日、2023年度第1四半期の決算を発表しました。例年第1四半期はローシーズン(※1)となっていますが、計画を上回る結果となり、当社のビジネスは期首からの勢いを継続し拡大しています。主要顧客や業界間で当社の浸透度が高まっていることや、新規に進出した市場での開拓が功を奏していることで堅調な結果となり、次の四半期以降に向けた収益基盤を強固にしています。

(※1) 顧客企業のマーケティング活動は例年第1四半期はローシーズン。第2、第3四半期はデジタルコンテンツのハイシーズン。第3、第4四半期はEコマースのハイシーズン。

第1四半期の売上収益は、前年同期比32%増の56億円となり着実に成長しています。売上総利益は前年同期比32%増の28億円と伸長し、EBITDAは前年同期比60%増の4億1,800万円、EBITDAマージンは8%(為替変動の影響を除いた場合)となりました。多くの企業がマーケティング戦略を強化する次世代テクノロジーに注目する中、当社は自社のコアコンピタンスに様々な生成AIを統合することにより、製品イノベーションを加速しています。

 

デジタルコンテンツ分野とEC分野:2つの成長エンジンで事業拡大が加速

顧客企業数は前年同期比24%増加し、新規顧客企業の多くはデジタルコンテンツとEコマースで占めています。為替変動の影響を除いた直近12ヶ月のNRR(売上継続率)は133.8%となり、顧客解約率は0.608%と低水準を維持しています。年間経常収益が売上収益の95%以上を占めていることは、当社の成長の安定性と勢いを示しています。

当四半期における成長は、アップセルの拡大、プロダクト間シナジーの強化、既存顧客の継続と需要の拡大によるもので、全体的な営業戦略としては、引き続き大規模な顧客の獲得に置かれています。例年、第1四半期はローシーズンなため、顧客企業のマーケティング活動は減少する時期となりますが、当社は通期業績の見通しを上回る結果を得て、今四半期以降も勢いのある事業成長を見込んでいます。

 

北東アジア市場でターゲット業界・業種を拡大、米国およびEMEA市場での成長は継続へ:2つの成長ドライバーが牽引

当四半期以降も見込まれる成長モメンタムに加え、韓国においてデジタルコンテンツの主要企業が当社製品の導入を始めたことから、今後のさらなる成長を見込んでいます。市場別では、北東アジア(66%)が安定的に推移し、デジタルコンテンツなどの多業界での製品導入が進むとともに、Eコマースは既存顧客企業から継続的な需要拡大が見られました。

また、前四半期から継続して米国とEMEAでの業績は好調に推移しており、同地域における売上収益は前年同期比で77%増、売上収益全体に占める割合は前年同期の10%から14%に上昇しています。これは市場開拓に成功していることや、変化を牽引する革新的技術に対する市場からの需要の高さが要因となります。

 

Appierの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のチハン・ユーは、「デジタルコンテンツとEコマースで構成される当社の市場成長戦略で収益のバランスをとり、不透明なマクロ経済や急速に進化し続けるビジネストレンドに対応しています。長期的に力強い成長を維持できています。当社の高精度な生成AIアルゴリズムとOpenAIのChatGPT言語モデルを組み合わせることで、顧客企業は最先端のソリューションを活用し、AIの価値を容易に活かすことができています」と述べています。

 

生成AIテクノロジーの拡充・強化によりマーケティング活動を支援

業界をリードする技術を当社の製品群に統合することで、一貫したプロダクトイノベーションを推進しています。自社開発の生成AI技術とChatGPT機能の統合により、企業は広告ツール、会話型マーケティング、広告コンテンツの自動生成などの運用において、生産性を大幅に向上させることが可能となります。

(生成AIを搭載した製品)
CrossX(クロスエックス) / AIXPERT(アイエクスパート):効果的で幅の広いユーザーの興味関心セグメントを策定することはマーケターの悩みの1つであり、複数のペイドプラットフォームに向けバリエーションに富んだ設定をすることは容易ではありません。生成AIで興味関心セグメントとパラメータを拡張させ、さらにChatGPTのドメイン知識により、マーケティング担当者は確度の高いユーザーを獲得するために、最も効果的な興味関心セグメント群を効率的に特定することができます。また、AIが予測したパフォーマンス指標とオーディエンスの重複率に基づいて、チャネルをまたいで広告コンテンツを最適化し、より良いキャンペーンのROAS(広告費用対効果)を達成することができます。


また、AIが予測したパフォーマンス指標とオーディエンスの重複率に基づいて、チャネルをまたいで広告コンテンツを最適化し、より良いキャンペーンのROAS(広告費用対効果)を達成することができます。

AIQUA(アイコア):広告コピーを作成し、キャンペーンのA/Bテストのためにいくつものバージョンを作成することは、膨大な時間と労力を要するものです。生成AI技術のサポートにより、マーケティング担当者は基本的なテキスト入力を使って、複数の言語バージョン(※2)、文書の長さ、トーン(フォーマル、フレンドリー、活気のある、遊び心に溢れた、ユーモアがある)を数秒で作成できるようになります。

BotBonnie(ボットボニー):かつてはカスタマーサービス担当者が顧客一人ひとりに迅速かつ詳細な回答を提供することは困難でしたが、ChatGPTの統合により、返信の生成プロセスの自動化が可能になりました。また、ライブチャット用のAIアシスタントは、書き換えの提案を行い、状況に応じて応答言語(※3)、長さ、トーン(プロフェッショナル、フレンドリー、共感、自信)を調整することで、顧客との会話のやり取りや顧客満足度においてより良い結果を得ることができるようになりました。


当社では生成AIを自社プロダクトに統合することで、顧客企業に強力な実用的価値を提供し、企業のマーケティングパフォーマンスや効率を向上させることができると確信しています。また、直感的なインターフェースを備え、強化されたソリューションは、企業がバイヤージャーニー全体に取り組み、より大きな価値と記憶に残るカスタマーエクスペリエンスを生み出すことを可能にします。

(※2) AIQUAは現在、英語、中国語、日本語、韓国語に対応し、2023年第2四半期にベトナム語、タイ語、インドネシア語に対応予定。
(※3) BotBonnieは現在、英語、中国語、日本語、韓国語に対応。


Appier (エイピア) について:
2012年創業のAIネイティブ企業。創業時より「誰もが簡単に使えるAIの普及と実用化」を推進しており、AI顧客分析等で企業のセールス・マーケティング活動をトータルで支援している。現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17の拠点を置き、AIでデータの価値を最大化することで、あらゆる分野の企業が、正確かつ迅速に先見的な意思決定をする未来の創造に取り組む。東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:4180)
IR情報:https://www.appier.com/ja-jp/investor-relations-home

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