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顧客との関係構築に必要な 8 つの マーケティングテクノロジー

現代のマーケティングテクノロジー(マーテク) の劇的な進化により、効率的、効果的に顧客にリーチすることができるようになりました。これによって、より高い顧客エンゲージメントを期待することができます。 世界における、マーテク市場規模は、2018年で概算 999億ドルまで達しています。( 英語資料 しかしながら、有効なマーケティングツールを有効活用できている企業やマーケターはそれほど多くはなく、収益チャンスを逃しているのが現状です。

Avanade and Sitecore による最近の世界規模の調査では、60%もの企業がマーテクを活かしきれていなかったり、IT部門とマーケティング部門でのコラボレーションがうまくいっていなかったりなどの理由で顧客エンゲージメントのチャンスを逃していることが判明しています。( 英語資料 今回のブログでは、マーテク環境を最適化して、超越した顧客エンゲージメントの実現とROIを上昇させるための8のポイントをご紹介します。   

1. 既存のシステムと容易な統合

マーテク機能は、次々と新しいものが追加されるため、包括的なシステムの一部分ではなく、個別のテクノロジーとして追加される場合が大半です。

既存のシステムに新しいマーテク機能を追加する場合には、追加するたびにその新たな機能が既存システムとシームレスに統合していることを確かめていくことが重要です。

2.  活用できるデータの範囲を拡大

現代のマーテク機能はオリジナルのデータを生成するだけでなく、すべてのデータを統合し、ユーザー行動を総合的に把握することができるため、既存データを有効に合理的に活用できます。

3. マーケター主導のマーケティング活動が可能に

人口知能 (AI)を搭載したマーテクは、より正確なターゲティングをするためのオーディエンスセグメンテーションが可能なため、いままでのセグメンテ-ションに必要であった、社内の他チームへの情報提供依頼や、意見聴取するといった手間を減らすことができます。データの分析で、細分化された属性に基づいたセグメンティングが可能となり、ユーザーへのメッセージを各セグメントに合わせて調整することが可能になります。

4. カスタマージャーニーのあらゆるタッチポイントで顧客にリーチ

AIが搭載された適切なマーテクを活用すればユーザーが所有する複数のデバイスを横断して、カスタマージャーニーの様々なタッチポイントでユーザーにリーチすることが可能です。

例えば、田中さんがあなたの会社のWebサイトにPCで訪問後、スマホで再訪問した場合、AIはこれを2人のユーザーではなく、同一のユーザーであることを認識することができます。

さらに、別のデバイス、スマートフォンを使用してサイトを訪問していることがわかれば、プッシュ通知を使って 田中さんのスマホにメッセージを送ることができます。これにより 田中さんのカスタマージャーニーのそれぞれのステップで効果的に誘導することが可能です。 

5. ユーザーの共感を得られるメッセージを作成

AIが搭載されたマーテクを活用して、自社のWebサイトとアプリ以外でのユーザー行動を分析することで、顧客の興味・関心の概要を把握することができます。収集したデータで、精度の高いターゲティングとユーザーの共感を得られるメッセージを作成することができます。 

6. 複数のチャネルを活用したアプローチ

ユーザーへのアプローチは、Eメールの他に、プッシュ通知、SMS、メッセージアプリ、ソーシャルメディアなど様々です。複合的にこれらを使用してROIの最大化を目指せます。  

7. 最新のマーテクを理解し、使いこなす

テクノロジーは猛スピードで進化しています。マーテク機能を常に最新の状態にしておくことが重要です。それを怠るとユーザーとのコミュニケーションを革新することができなかったりインパクトのないメッセージを送るなど、施策が非効率になる可能性があります。  

8. あらゆるマーケティングニーズに対応できる一元管理システム

最先端のマーテクは、顧客データ分析、AI モデルを活用したユーザー行動の予測、 オウンド / ペイドメディアでのメール配信、CRMへのエクスポートなどすべてを行うことが可能です。

  上記でご紹介した、8つのポイントが御社のマーケテイング戦略に適切なマーテクを選択するヒントになれば幸いです。

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