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Appier (エイピア) <2025年度第2四半期決算発表>過去最高の売上収益、売上総利益、営業利益

作成者: Appier|Aug 14, 2025 7:06:51 AM

売上収益・売上総利益の成長率が過去8四半期で最高水準となり、高収益ビジネスが継続

Appier Group 株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下 Appier) は、本日、2025年度第2四半期決算を発表いたしました。前年同期比の売上収益 (為替影響を除く) と売上総利益の成長率は、過去8四半期で最高となり、ビジネスの勢いが増しています。

2025年度第2四半期:主な業績ハイライト

  • 売上収益は、前年同期比27%増の103億円で過去最高 (為替影響を除くと35%増の110億円) 
  • 売上収益成長率は前年同期比35% (為替影響を除く) 、売上総利益は前年同期比38%増で、それぞれ過去8四半期で最高の伸びとなり、ビジネスの勢いが加速
  • 収益性の向上は、高利益率製品と本業での利益率が拡大し、売上総利益は前年同期比38%増の58億円、売上総利益率は56.1%と過去最高
  • 営業利益は、前年同期比130%増の8億600万円で、過去最高、営業利益率は7.8%
  • 要市場における継続的且つ力強い成長に支えられ、堅調な業績となり、北東アジアは前年同期比26%増 (為替影響を除くと35%増) 、米国及びEMEAは37%増 (為替影響を除くと48%増)

目覚ましい成長の勢いが続く、2025年度第2四半期

2025年度第2四半期の売上収益は103億円 (前年同期比27%増、但し為替影響を除くと35%増)  で、過去最高となりました。これは、主要市場における本業の成長に加え、Ad Creative.aiの事業戦略が奏功しました。また、売上総利益率と営業利益の大幅な拡大は、高利益率製品にリソースを投入した市場拡大戦略が、順調に進んだことを示しています。

売上総利益は、売上収益の成長を上回り、58億円 (前年同期比38%増) となりました 。これは、高利益率製品の貢献や生成AI技術の活用拡大により、利益率が継続的に向上したためで、売上総利益率は56.1%、前年同期比4.8%ポイントの上昇となり、過去最高を更新しました。

営業利益は、AdCreative.aiの統合に伴う費用を計上したにもかかわらず、8億600万円 (前年同期比130%増) となり過去最高でした。営業利益率は前年同期比で約2倍となり7.8%でした。為替の逆風にもかかわらず、生産性向上、強靭なビジネスモデル、規律ある事業遂行により、当社の強力な営業レバレッジが際立っていることを示しています。事業からの現金創出力も向上し、コア・フリー・キャッシュフロー (注) もプラスに転じています。
(注) コア・フリー・キャッシュフロー= 営業活動によるキャッシュ・フロー+ 無形資産の取得による支出

主要市場である北東アジアと米国及びEMEAが好調

売上収益の成長は、既存顧客と新規顧客からバランス良く構成されており、売上収益増加分の51%は、北東アジアにおけるEコマースの既存顧客からと、米国及びEMEAでの好調な推移によるものです。残りの49%は、主要市場における新規顧客からで、北東アジアでは多様な業界への浸透が進み、米国及びEMEAでは顧客業種の拡大と製品ラインナップの拡充によって、ビジネスが力強く成長しています。顧客数は前年同期比で14%拡大し、NRR (売上継続率) は120%と引き続き堅調です。さらに、戦略的な顧客拡大により、顧客企業1社あたりの「平均売上収益」(ARPC) は前年同期比で12.6%増 (為替影響を除く) となりました。

北東アジアの成長率は、既存顧客からの安定した収益拡大と新規顧客獲得の加速により、前年同期比35%増 (為替影響を除く) となりました。一方、米国及びEMEAでは、顧客基盤の拡大と製品ラインアップの充実により、前年同期比48%増 (為替影響を除く) で、より力強い成長率の伸びとなりました。

Appierでは、当社のプラットフォーム全体に生成AI技術の導入を加速させ、製品間で高いシナジーを生み出しています。これにより、当社のクリエイティブ能力は向上し、市場開拓を成功に導いています。また、生成AIがもたらすインサイトおよび拡張性の高い業務遂行能力によって、これらのイノベーションは、利益を伴う成長の加速に貢献し始めています。今後、ROI (投資対効果) と事業効率がさらに高まるものと考えています。

規律あるコスト管理とAIによる価値創造で、持続的な成長を目指す

費用対効果の高い規律ある経営、研究開発への投資による製品の差別化、そして、AI活用による自動化が推進する拡張性の高い収益成長によって、売上高に対する販管費率を継続的に改善しています。当社が行う研究開発投資は好循環を生み出し、事業規模が拡大するにつれて、より大きな営業レバレッジと効率性をもたらします。

AppierのCEO兼共同創業者であるチハン・ユーは、

「AIは引き続き、効率性を高める強力なエンジンであり、当社の高い利益目標の達成を可能にしています。私たちは、AIによるクリエイティブ制作とAIを活用したマーケティングソフトウェアを組み合わせ、他社と一線を画す成果が出る製品を提供し続けることで、成長の勢いを維持してまいります。また、Appierは10年以上にわたり『エージェンティックAI』のパイオニアとして、道を切り拓いてきました。エージェントAIが世界中の企業で導入される中、マルチAIエージェントを当社の全製品と社内業務フローに組み込み、新たな変革を推進しています。これにより、長期的な成長に向け、さらなる価値創造に努めてまいります」と述べています。

次の成長フェーズに向け、「エージェンティックAI」の強固な基盤構築

エージェンティックAIの基盤固めで、次の成長フェーズへ進んでまいります。AIエージェントがもたらす、ROI (投資対効果) 、創造性、総合的な業務効率を含む新たなAI活用ソリューションなど、製品イノベーションと社内パフォーマンスの両面から事業を推進してまいります。

 

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Appier (エイピア) について
2012年創業のAIネイティブSaaS企業。ソフトウェアのスマート化でAIの汎用性向上を目指し、企業理念である『ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる』を掲げ、最先端のアドテックおよびマーテック・ソリューションの提供により、企業価値創造を支援しています。創業当初アパートの部屋で始めた事業は、現在、アジア太平洋地域、欧州、米国の17拠点から展開され、先進的なマーケティングAI技術とソリューションを通じて、1,800社以上の顧客企業の成長をサポートしています。東京証券取引所、プライム市場上場 (証券コード: 4180) IR情報:https://www.appier.com/ja-jp/investor-relations-home