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Appier (エイピア) 2023年12月期決算発表、通期で売上収益、利益ともに伸長

作成者: Appier|Feb 14, 2024 6:21:37 AM

ビジネスの強い勢いで2024年の見通しもポジティブ

Appier Group 株式会社 ( 本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下 Appier )は、本日、2023年12月期決算 (2023年1月-12月) を発表いたしました。通期の売上収益は264億円で前年同期比36%増、売上総利益は前年同期比37%増となり、上方修正後 (2023年11月13日発表)の通期業績予想を上回る結果となりました。

 

2023年通期:その他の主な業績ハイライト

  • 売上収益は米国及びEMEA地域で前年同期比84%増と伸長し、北東アジア地域では、顧客ベースの拡大により前年同期比40%増で全体の収益を大きく押し上げた
  • 営業利益は前年同期比で16倍増加、営業利益率は3.0%、純利益率は3.8%、 EBITDAマージンは10.7%を達成
  • 顧客企業数は前年同期比18%増、さらに顧客企業1社あたりの平均売上収益は15%増となり、同時に月次顧客解約率は0.6%と低水準を維持

2024年度の通期業績予想

  • 売上収益は31%増の345億円
  • 売上利益率のさらなる改善により、売上総利益は売上収益を上回る35%増
  • 営業利益は161%増の21億円、営業利益率は2倍となる6.1%
  • 2024年度のコア・フリーキャッシュフロー・マージンは損益分岐に近づき健全化へ

2023年度第4四半期:主な業績ハイライト

  • 売上収益は前年同期比32%増の76億円
  • 前四半期に発表した上方修正をさらに上回り、売上総利益率は53%、売上総利益は40億円で、ともに過去最高を更新 
  • 営業利益は前年同期比220%増の4億3900万円、営業利益率は5.8%に達し、共に過去最高
  • EBITDAマージンは13.7%と四半期ベースで過去最高値。前年同期比96%成長達成

 

戦略的事業拡大と利益を伴う成長により、過去最高を更新

2023年度は利益が継続的に拡大し、Appier にとって画期的な年になりました。営業利益は前年同期比16倍の8億100万円となり、営業利益率は0.3%から3.0%へ改善、純利益率は3.8%、EBITDAマージンは10.7%に達しました。また、売上総利益は前年同期比で37%増へと改善し、売上収益の伸びを上回りました。当社の技術進歩が、製品全体の売上総利益率を向上させる礎となり、収益性を高めるという事業戦略を支えています。当社の事業成長は、定量面、戦略面、地域・業種など、多面的な要因によるものです。

地域別は米国及びEMEA (16%) からの売上収益が伸長し、前年同期比84%増となりました。北東アジア(65%) は、顧客企業の業種の拡大や顧客基盤の強化により、前年同期比で40%増の伸びを示しています。顧客企業は、従来のEコマースから、デジタルコンテンツへと戦略的に業種の拡大を図り、同業種での前年同期比成長率は、会社平均を上回るペースで伸びています。このような多面的な成長戦略は、当社の多様性への対応とイノベーションへのコミットメントを明確に示しており、常に進化する市場環境において、持続的な成功を導くために策定しています。

業績の内訳に関しても、戦略的に均衡を保っています。2023年度の前年度比増収額の46%は、既存顧客企業からの当社のROI重視のソリューションによるアップセルと、Eコマースとデジタルコンテンツの継続的な業種拡大で構成されています。一方、残りの54%は、米国及びEMEA地域での成長、デジタルコンテンツ領域での営業推進、さらに、大企業とのエンゲージメント強化による、新規顧客企業からもたらされています。

 

売上収益と収益性に関する、新たなベンチマーク誕生

第4四半期の売上収益は、前年同期比32%増の76億円で過去最高となり、売上総利益は34%増の40億円、売上総利益率は53%と大幅に向上しました。営業利益も4億3900万円と前年同期比220%の大幅増益となり、年度末最終四半期での好調な業績が強い追い風となり、通期売上収益は過去最高値を達成しました。

 

Appier の最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のチハン・ユー

「2023年度は Appierにとって、売上収益と利益の両面で大きな成長を遂げた年であり、将来に向けた地固めの年となりました。好業績により当社の財務指標はバランス良く改善しました。2024年度もこの流れを継続し、AI業界における当社の独特な立ち位置を活かしながら、収益性の高い事業成長を目指してまいります。当社は最先端のAI技術を実用化し、イノベーションを推進することで、お客様の事業成果を確かなものにしていきます。当社は引き続き、長期的に耐久力のあるAIソフトウェア企業として、お客様がこのAI時代に真に際立ち、事業目標を達成するための支援を強化してまいります」と述べています。

 

ビジネスの強い勢いで将来の成長へ

2024年度通期業績予想は、売上収益は31%増の345億円、売上総利益は35%増、営業利益は161%増の21億円の見込みです。また、EBITDAは73%増の49億円で、コア・フリーキャッシュフロー・マージンは損益分岐に近づきます。営業利益率は6.1%を目標とし、高い成長機会のある大企業との取引にも注力します。同時に、様々な業種でバランスよく業績を拡大させ、アップセル・クロスセル戦術を効果的に強化し、2024年度の成長と収益拡大を図ります。

加速度的な成長を実現させるため、Appierは常に新しい成長ドライバーを取り込んでいます。今後とも積極的な姿勢で事業成長に臨み、生成AIの潜在能力を当社ソリューション中核として活かしていきます。事業拡大の推進地域は、米国、EMEA、北東アジアで、デジタルコンテンツ領域での営業推進、Eコマース業界での当社のブランド浸透力を上げることは、成長戦略の中心となります。これらの要素が、新しい技術活用と市場機会をもたらすベースとなります。

 

Appier (エイピア)  について

2012年創業。「誰もが簡単に使えるAIの普及と実用化」を推進し、AI顧客分析等で企業のセールス・マーケティングをトータルで支援。現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17拠点を置き、AIでデータの価値を最大化して、あらゆる分野の企業が、正確かつ迅速に先見的な意思決定をする未来の創造に取り組む。東京証券取引プライム市場(証券コード:4180)IR情報:https://www.appier.com/ja-jp/investor-relations-hom